僕の被サポート体験

「まさかあんなことでアキレス腱を切るとは思わなかったな。もっとも誰でも怪我しようと思って怪我する人はいないよね。」これが、医療事務の資格を明確に意識するきっかけになった。僕が職場レクリエーションのソフトボール大会で、ちょっとした弾みで転んで起き上がれなかった時は、皆僕が何かふざけているのかと思ったようだ。僕自身もそれまで大きな病気や怪我をしたことはなかったし、いったい自分の身体がどうなっているのか不思議なくらいだった。でもそれからようやく僕は、他人にサポートしてもらうことのありがたさが理解できるようになったんだ。足に大きなギブスをつけた状態で、松葉杖で日常生活を送るのがあんなに大変だったとは。それまでの僕は脳梗塞の後遺症で半身マヒの残った義父を連れて出かけたりした介護の経験があったから、車椅子も扱えたし公共機関や街中でもそういう人への対応は積極的に出来ているつもりだった。でも結局「○○してあげてる」って感覚から抜け出し切れてなかったんだろうな。だってサポートしてもらってる側の気持ちが全然わかってなかったんだから。押し付けがましくされる時は感謝しながらも「なんだ、このくらい」って反発も感じてしまう。でも本当に心のこもったサポートの時は、自分が何かをしてもらってるってことさえ感じないくらいなんだ。これは僕が感じただけで、誰でもそうだとは言えないかもしれない。でも誰かを介護する機会があった時はできるだけ積極的にかかわろうとしてほしい。いやいややってくれてるんだなってことは、不思議にわかっちゃうんだよ、本当の話。

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